日々と夢の終活日記

今日を大切に、明日を楽しみに。

六日目は海上

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六日目は海上そして済州島へ

六日目の朝、何時ものようにラジオ体操の為にオープンデッキへ向かったら、

朝露か夜中に雨が降ったかは分からないが、デッキが濡れているので

急遽プロムナードでの開催となった。

その為朝食は、プロムナードと同じ階のレストランで取る事にした。

今までは、ビュッフェがオープンデッキと同じ階なので、体操の後そのままビュッフェへ直行したが、

今日はレストランだ。

朝からのフルコースは、正直言って罪悪感がある。

他のテーブルを見回すと、なんと朝からワインを飲んでいる人もいる。

さすがに自分達はオレンジジュースにしたけど。

それでもスープ、サラダから始まってデザートまでの食事は、いっときセレブ感に浸れた。

この日は寄港地のない終日クルーズ。

朝から晩まで船の上で過ごす一日だ。

天気は快晴だった。

特に予定もなかったので、とりあえずデッキへ出てみる。

青い空。青い海

見えるのはそれだけ。

それなのに飽きない。

しばらく歩いたり、プールサイドの椅子に座ってビールを飲む。

何か特別なことをしているわけではない。

ただ海を眺めながらのんびりしているだけだ。

船の中央にあるプロムナードではピアノの生演奏も行われていた。

しばらく聴いている。

時間を気にする必要はない。

急ぐ必要もない。

今思えば、この日が一番船旅らしい一日だったのかもしれない。

昼食は食べなかった。

朝食に案外時間が掛かったのと、調子に乗って結構食べてしまったので、あまりお腹も空かなかった。

その代わり夕方になると急にお腹が空いてきた。

少し早めにビュッフェへ向かう。

好きなものを取り、ビールを飲みながらゆっくり食事をする。

こんな生活を何日も続けていたら、確実に体重は増えていると思うが、忘れる事にした。

この日は船内でビンゴ大会も開かれていた。

せっかくなので参加してみた。

結果はまあ、そんなもんだな。

世の中そんなに甘くない。ビンゴカード五枚も買ったのに。

夜になると、いつものようにロンドンシアターへ向かう。

毎晩違うショーが用意されていて飽きることがない。

船の上で過ごしていることを忘れてしまうくらいだ。

ショーを楽しんだあとはバーへ。

この日はカジノには行かなかった。

少し学習したのかもしれない。と言うより財布の底が見えて来たからだ。

その代わり、バーでゆっくり飲むことにした。

海の上で過ごす夜も、もう何日目になるだろう。

旅に出る前は、9泊10日なんて長いと思っていた。

ところが実際に過ごしてみると、一日一日があっという間に過ぎていく。

何もしない。

ただ海を見て、飲んで、食べて、歩く。

そんな贅沢な一日だった。

明日は済州島だ。

そして船の上の夜は更けっていった。


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